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ホーム >  内視鏡センター >  胃カメラ >  中高生のピロリ除菌

中高生のピロリ除菌


中高生に対するピロリ菌検査と除菌治療を始めました。

日本人に多い胃がんの原因はピロリ菌感染による慢性胃炎の放置です。
ピロリ菌は人から人へ経口感染します。
同居の両親や祖父母、兄弟がピロリ菌感染者と判明したけどどうしたらよいですか?
過去に除菌治療を受けたが、除菌が成功するまでの間に子供に移してしまっていないか心配だ。

そんな患者さんの不安や心配に応えます。
まずは感染しているかどうかだけでも調べてみましょう。


背景
・ピロリ菌は乳幼児期に主に同居家族から感染します。
・ピロリ菌の長年の持続感染により慢性胃炎(症状はありません)が進行します。
・数十年の慢性胃炎の結果として胃がんを発症します。
・ピロリ菌感染を放置すると男性は17%、女性は8%が85歳までに胃がんを発症します。
除菌治療によって胃がんの発症率が低下することが証明されています。
・除菌治療は早ければ早いほど胃がんの予防効果が高いことが証明されています。
・WHO〈世界保健機関〉は「(日本のような)胃がん多発国の若年者に対してピロリ菌の除菌を推奨」と勧告。

治療の対象は、15歳以上で体重40㎏以上の中高生
・自治体によっては12歳以上の中学生に対して除菌治療の補助をしています。
・当クリニックでは各学会の報告、除菌治療の安全性を考慮して15歳以上で体重40㎏以上を対象としています。

ピロリ菌検査の方法
一次検査でピロリ菌感染歴を調べて、二次検査で現在の感染状態を調べます。
胃カメラ検査は不要です。

一次検査:血液検査
 陽性→2次検査へ
 陰性→ピロリ菌感染なし

二次検査:当クリニックでは尿素呼気試験(吐いた息を調べる検査)
 陽性→除菌治療へ
 陰性→ピロリ菌感染なし(偽陰性のことがあるので成人後は40歳までに胃カメラ検査を受けましょう)


除菌治療と除菌判定について
7日間の抗生物質と制酸剤の内服、および副作用の予防を目的に14日間の整腸剤の内服をします。

治療後3か月以上が経過したら尿素呼気試験(息を吐いて調べる検査)で除菌の成否を判定します。

除菌が成功しても胃がんの発症リスクはゼロにはなりません。
40歳になったら胃カメラ検査を受けましょう。

費用について
保険診療が認められていないため自費での治療となります。
日本の保険診療では、ピロリ菌検査と除菌治療が認められるのは、胃カメラ検査で慢性胃炎や胃がんなどと診断された場合だけです。

一次検査 5,000円
二次検査 7,000円
除菌治療 15,000円(薬局での薬剤代の支払が別途必要)
除菌判定 7,000円
(上記は初診料、再診料、判断料などを含んでいます)