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がんの地域連携パス


当クリニックは「がんの地域連携パス」を運用しています。

過日(休診日)の当院長の1日です。
午前は某病院で外来診察(初診、がんの術後経過観察、がんの化学療法)
午後はまず大腸カメラ検査を数件、ついで大腸がんの腹腔鏡での切除術の指導(といってもアドバイスすることはほとんどなくてほぼお手伝いだけでした)をしました。
大腸がんの治療の3本柱は
1.切除術(内視鏡、腹腔鏡(ロボット手術を含む)、開腹)
2.化学療法(抗がん剤)
3.放射線治療(X線、γ線、重量子線)
ですが、1.の切除術が最も完治を目指せる治療法となります。
1.2.3を組み合わせて完治を目指す方法もあります。
できれば内視鏡治療(大腸カメラでの切除)が可能な良性ポリープ、早期がんのうちに治療することが望ましいです。
しかし当クリニックである程度進行したがんと診断された場合は・・当院長は診断から内視鏡治療、化学療法、手術、術後の経過観察まで診療していたのでどこの拠点病院でどんな手術をしているか、その成績はどうか、などを把握していますので患者様の通院の都合や希望に添いつつも適切な拠点病院を紹介させていただきます。
しかし、手術は完治を目指しての治療の第一歩でしかありません。その後の経過観察も大切です。

さて、当クリニックは「がんの地域連携パス」を運用しています。
がんの地域連携パスとは、地域のかかりつけ医(診療所)と病院が患者さんの治療経過を共有し、
協力して治療を行うためのツールです。

術後の患者様は術後特有の様々な症状を呈することがあります。
当院長は内視鏡検査と内視鏡治療はもちろん、消化器がんの手術、化学放射線療法後の手術、手術後の外来診療、化学療法を日常的な診療としていましたので、拠点病院での手術後の患者様は安心して当クリニックに通院してください。